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歯科矯正への疑問解消します

S博士やK歯科大学のS教授の研究をもとに、小臼歯の役割と小臼歯を抜かない理由を、まとめてみました。
あごは特異なつくりをしています。というのも、下あごは顎関節と側頭骨でつながっているだけで、不安定な形をしています。
その下あごを一定の位置で安定させているのが歯です。あごの動きを前方でガイドしているのが前歯です。
あごはその構造から、機能するときサイドには犬歯、小臼歯、大臼歯に連なる壁があり、必要以上に横に動いて止まります。あごが一定以上に後方に下がると、顎関節の後ろにある神経や血管の束が圧迫されます。
この神経や血管の束は、脳に通じる大事な経路です。圧迫されれば、さまざまな障害が出てくる恐れがあります。

第一小臼歯なのです。下あごはわずかに後ろにずれます。
そのとき唯一かみ合うのが小臼かみ合うことによってそれ以上下あごが後ろにずれるのをくい止めているのです。これによって顎関節の機能は守られ、後ろの神経や血管の束も保護されることになります。
その後方へのストッパーの役割を果たしているのが、かみ合わせの基準点になり、下あごを安定させる第一小臼歯がかみ合うことによって、ストッパーの役目を果たしますが、同時にそのときのかみ合わせが全体のかみ合わせの基準点になり、下あごを安定させます。
この基準点がなくなると、下あごの位置は不安定になり、顎関節がずれたり炎症をおこしたりしてしまいます。
歯と顎関節の動きのバランスをとる上あごの前歯の裏面は、凹型のきれいなカーブを描いています。動くことで、顎関節をコントロールしているのです。
ところが小臼歯を抜いてしまうとこのカーブが崩れ、前歯が内側に入り直立してしまいます。すると相関関係にあった顎関節とのバランスが崩れ、顎関節や周辺の筋肉の負担これも顎関節を傷める原因になります。
「正しい歯ぎしり」に欠かせない第一小臼歯は、あごが後ろに下がるのをくい止めるストッパーの役目をします。このことは、歯ぎしりをするときにも重要な役目を果たします。
無意識でする歯ぎしりは、自分でコントロールできません。けれども第一小臼歯があれば不必要に後ろに下がりません。
それによって正しい歯ぎしりができるようになり、上手なストレス解消法になるのです。もし第一小臼歯を抜いてしまったら、あごは後ろに落ち込み、寝ながら苦しい思いをするでしょう。
また顎関節にも悪い影響を与え、ずれをおこす原因になります。一定のところであごの動きが止まり、あとでかみ合わせも悪くなり、スムーズな歯ぎしりができなくなります。
歯ぎしりは脳のストレス解消に必要なものです。ただし、よい歯ぎしりをしなければなりません。

それにはストッパーとしての第一小臼歯の存在と、よりよいかみ合わせが必要なのです。広い咬合平面を維持する。
安定したかみ合わせを得るには、大きなアーチの咬合平面(歯がかみ合う面)す。大きなアーチの咬合平面は、前歯からつづく小臼歯、大臼歯が欠けることなくそろっていることです。
ところが小臼歯を抜くと咬合平面が小さなアーチになり、かむ機能が低下してしまいます。しかも上下で4本も抜くと、残りの歯にかかる負担が大きくなり、微細な破壊から、むし歯や歯周病の原因になります。
また歯全体のバランスも崩れ、顔貌が変わる。歯は32本(親不知を除いて28本)あることで広い口腔を保ち、あるべき歯列のカーブを描いています。
ところが第一小臼歯を抜くと、前歯が内側に入り込み、口元が違和感をおぼえることがあります。小臼歯に大事な役目があることを、理解していただけたでしょうか。
この役目は、ほかの歯ではけっして代用できません。
つまり後方へのストッパーになることによって顎関節を守ると同時に、第一小臼歯で後ろへの動きをくい止めるからよりよいかみ合わせです。もしも第一小臼歯がなければ、様々なひずみを生じます。
たとえば奥歯の代わりに、顎関節を支えている靭基準点になり、下あごの安定を図る動きになります。下あごが一瞬下がったときにかみ合うこといかみ合わせの下あごもリズミカルですが、このときほかの歯は全部浮いています。
奥歯が当たると下あごの位になります。ストッパー役をしたときに、顎関節帯や筋肉にひずみが生じてきます。

顎関節自体もゆがみ、位置がずれて炎症に結びつくというのが、位置のずれが頭蓋骨内部のひずみに影響が波及してしまうのです。またそういう思いがけないところにまで影響を与えていたが、前歯はあるべきカーブを描き、奥歯は大きな広い面積をもち、簡単に抜とうがいを作れるのです。
こうした小臼歯の役目を知くことなどとてもできないはずで、小臼歯には小臼歯の役目があるように、奥歯には奥歯の、前歯には前歯の役目がそれぞれあり、どれもたいせつなものです。どれも抜いてはならないのです。
歯は、一本たりとも抜いてはならないのです。矯正治療は時聞がかかる。
これがネックで、矯正に踏み切れない人も多いのではないでしょうか。たしかに私たち矯正医から見ても矯正期間は長く、患者さんのご苦労もよくわかります。
昔に比べると器具もよくなり、だいぶ期間は短縮されるようになりましたが、それでも3年から長い場合は10年ぐらい、ときにはもっとかかることもあります。なぜこんなに時間がかかるかというと、矯正治療は歯だけ動かせばいいというものではないからです。

歯を動かすと同時に、歯が動いたあとの組織が元どおりに再生するのを待たなければならないのです。歯は、歯根と歯が植わっている歯槽骨とのあいだにある歯根膜によって動きます。
歯を形成しながら動いていくと、膜が進む方向の骨を吸収し、後ろにできたすきまに新しい骨が形成されます。歯が動くこと自体は、そんなに時間がかかるものではありません。
小臼歯を抜くと、それだけ動かす距離が長くなりますが、抜かないことでその距離を縮められるからです。しかしこういう無理な矯正をすると、生体への負担が大きくなったり、矯正した歯が元に戻る『後戻り』(再発)がおこりやすくなります。
あまり矯正期聞が短い場合には、治療内容の吟味が必要でしょう。あとで書くようにこの非抜歯療法こそ原因根治療法ここまで読まれた読者の方は、現在行われている矯正治療の多くが対症療法に過ぎないことに気がつかれたのではないでしょうか。
歯並びを悪くしているのは、倒れて生えてくる奥歯です。その影響を受けて前歯が乱れたり、出っ歯や受け口になるのです。
ところがそうした真の原因に、矯正歯科医はほとんど目を向けてきませんでした。表面に現れた異常だけに目を奪われ、それを並べ替えることにやっきになっているのです。
しかし歯並びが乱れる真の原因は奥歯にあります。それを突き止め、理論展開されたのは、K歯科大学のS・S教授でした。
それまで食生活や遺伝など、歯並びが悪くなったでしょう。私は佐藤教授からその理論と歯並びを調整する技術を学び、元W大学のS博士から『口腔学』の考え方を習得しました。
そして現在の私の治療、「K式非抜歯矯正法」を確立することができたのです。私が行っている非抜歯矯正法は、原因を除去し、奥歯を起こして、乱れた歯並びを少しずつ3次元的に元の位置に戻す治療です。

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